のんか流とんぼ玉の作り方第1

内容の1部分(サンプル)

 

鉄芯の持ち方

鉄芯の持ち手は聞き手と反対の手に持つと形を整えるとき楽です

できれば両手どちらでも出来るようになると作業がしやすくなります

持ち方は小指で鉄芯をくるむように支えます

薬指は鉄芯に添えるようにします

中指は第一間接のところで支えるようにします

人差し指と親指で回転させます

回転させるとき動かす指は人差し指と親指のみで他の指は動かしません

指を全部動かして回すと鉄芯がぶれて形を整えずらくなります

鉄芯の中心より人差し指と親指の部分が玉よりになるように持ってください

上記のように鉄芯を持ったらあとは手首の角度で持ち易く回転させ易い角度にまげて作業してください

この手首の角度は楽な姿勢で作業するためと安定して回転させるために重要です

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C

巻き取り方は、かなり軟らかくなるまで溶かして火から外し、数秒間空気中でガラス棒を回転させながら待ち、程よい軟らかさにしてからガラスをたらして離型剤の熱した部分につけます。たらしつけるときは、真上ではなくちょっと奥側にたらしつけてください

たれてきた先を熱した鉄芯の奥側にちょんとつけ、ガラスを上から手前側に持ってくるようにして、すぐに鉄芯のほうを上回転させながら巻き取ります

ガラスが硬くなる前に巻き取ります。硬くなってきたら無理やり巻き取らないでください。離型剤が剥がれてしまいます
ちょっと巻き取ったら火に戻します。玉のほうは火よりもやや奥に出し、ガラス棒の先の部分だけを火に当てるようにしてゆっくり巻き取ります

このときガラス棒と鉄芯の距離は一定を保つようにして、巻き取るときは同じ場所に重ねるように巻き取るようにしてください

同じ場所に重ねるように巻き取り、幅を広げていくように形を整えるとガラスと鉄芯の間にくぼみ(へそ)が出来易くなります

この巻取りがうまくできるようになると巻き取りだけで小玉を作れるようになります
巻き取るとき肘を作業台置き安定させて巻き取ると巻き取り易いです

巻き取り終わり、なじませたときすでにくぼみ(へそ)が出来ているくらいまで出来るようになればベストです
後は巻き取るときに巻き取っている玉のほうを火の中に入れて作業すると形を大幅に崩してしまう原因になりますので、巻き取るときは玉のほうは火の奥に出して巻き取ってください

 

               

D

巻き取ったら真っ赤になるまで熱して、火から外し回転させたり止めたりしながら厚みのバランスが均等になるようにします
ラッキョみたいな形になってしまったらまずは左右のバランスを整えて次に厚みのバランスを整えます
そしたら両端にガラスを巻き足して形を修正してください

 

 

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